１１月４日（金）第２９回南九州観光振興会議が人吉市の清流山水花あゆの里で開催され、熊本県議会観光・物産振興議員連盟（会長：松田三郎）の一員として参加いたしました。

　主催者あいさつ、来賓あいさつに引き続き、講演では、株式会社シークルーズ代表取締役の瀬﨑公介氏から「水辺の遊休不動産の利活用による拠点開発」という題で講演をいただきました。

　決議の中で、南九州地域の交流人口の拡大と今後なお一層の観光振興を目指して、以下のことを決議しました。

１．国内外からの観光客を誘致するため、悠久の歴史のなかで育まれた豊かな自然、歴史、文化、景観、食等特色ある観光資源を活用し、宮崎・鹿児島・熊本３県の観光関係者と南九州観光振興会議が一致協力して、誘客対策の充実強化に努める。

２．南九州の観光振興を図るため、県境の枠にとらわれることなく、３県が緊密に連携し、更なる予算を確保して、南九州が一体となった観光客誘致の強化推進に努める。また、九州観光機構との連携強化を図り、広域的な観光戦略の推進に努める。

３．観光振興のインフラとなる高速道路等のミッシングリンクの一日も早い解消に向けた整備促進を図るとともに、地域内の陸・海・空の交通網が有機的に結びついた交通ネットワークの形成に努める。

　熊本、宮崎、鹿児島の３県が結束し、観光客誘致対策の強化と交通ネットワークの形成に取り組んで参ります！