熊本県は、中小の宿泊事業者に対して、感染防止対策や新たなメニュー開発など「新しい生活様式」に対応しながら宿泊者をふやすための取り組みを広く支援する。補助対象は、県内の旅館業法の「旅館・ホテル」または「簡易宿所」の許可を得て、宿泊施設を営業している中小企業者で、補助率は補助対象経費の4分の3。宿泊施設の収容定員に応じて補助上限額が設定されている。
今回、補助対象となる経費は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえて実施する取り組みに要するもの。①「新しい生活様式」に対応した業務改善や生産性向上に必要な備品の購入、職員研修②地元産農林水産物を活用した新たな食事メニューの開発③施設の安全性や地元産農林水産物を活用した食事などをＰＲするためのプロモーション④その他、安心・安全を担保する取り組みや宿泊者を増やすための取り組みを広く補助の対象とする。
補助対象期間は、令和２年１１月３０日までに実施する取り組みで、４月７日以降で交付決定前に行われた取り組みについても対象にできる。
申請期間は、７月１日から９月３０日まで。申請方法は、原則郵送となっている。問い合わせ先は、熊本県観光連盟 熊本県観光拠点支援事業グループ。専用電話番号０９６－２４３－００８２。電話受付時間は平日９時から１７時まで。（６月２６日開設予定）
県は、以下の日程で地域ごとに説明会を実施する。「３蜜」をさけるため、参加には事前の申し込みが必要となる。
申し込みは、申込書（ＰＤＦファイル）を記入の上、メールかＦＡＸで熊本県観光振興課まで。
メール：oripara@pref.kumamoto.lg.jp ＦＡＸ：096-385-7077 ＴＥＬ：096-333-2356
