活動報告

視察・研修

炭素循環農法について「クルンノウエン」を視察

今日は、荒尾市で炭素循環農法に取り組む「クルンノウエン」の茅畑さんにお話を伺いました。自然の木や草が分解されてつくられる土壌は、必要な栄養素がまかなえるので、これを畑に持ちこめばいいという話でした。

具体的には、菊池川の河川敷の草はミネラルが豊富で、産業廃棄物として処分するのではなく、畑にもどしたり、稲わらやキノコの菌床などの資源を地域で調達し、土づくりを進めれば、肥料も農薬も用いないで、資材コストも抑えて野菜をつくることができるとのことでした。こうした取り組みは、今後、ヨーロッパのみならず、中国でも進んでいくだろうというご意見も伺い、驚きました。

クルンノウエンでとれた野菜は、玉名市のたまきな幼稚園の給食や福祉施設の昼食の食材などとして納品し、地域の需要に応える努力を重ねていらっしゃいます。

「有機農業はコストがかかり、高い」という認識は誤りであることも学ばせていただきました。もちろん、県南のように科学的な手法を用いて土壌を分析し、2倍のコストをかけて3倍の収量を達成した例もあるようですが、地域で循環するしくみを構築することが大切だと感じました。

そのほか、有機食材を調理する段階で使用する油や調味料もしっかりと選ぶ必要があると感じました。オランダは、世界でも「循環型社会」の取り組みが進んでいる国ですが、20代の若者がベジタリアンをめざすほど、環境に対する意識が高いことにも驚きました。今後は、「プラントベース」と呼ばれる、主に植物由来の食べ物を中心とする食事法が伸びてくるというお話も伺うことができました。

こちらの農園では、インターンシップ(農業研修)の受け入れも行っており、その後、新規就農される方や農業に関連する仕事に就く方もいらっしゃるとのことでした。既存の農業を大きく転換するのは課題が多いため、新規就農者が循環型農業に取り組むことをしっかり支援することが大切だと感じました。

2月定例会の中で、3月8日に「有機農産品の販路拡大とオーガニック給食について」一般質問をしたいと思います。

 

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