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「講演会」に参加

子どもが変わる 未来が輝く! 

輝きを取り戻す発達障がいと呼ばれるこどもたち

玉名市議会・新生クラブの主催する講演会が1月12日(火)玉名市役所で開催され、私も参加いたしました。ゆめの森こども園の前島由美先生が「子どもが変わる 未来が輝く! 輝きを取り戻す発達障がいと呼ばれるこどもたち」と題して講演を行いました。新生クラブの市議の先生方や玉名市職員、玉名市内の保育所関係者などが参加しました。

前島先生は8年前、出雲で放課後等デイサービスのアドバイザーとして仕事をしながら、親子で相談にくるケースが後を絶たない中で、発達障がいを「遺伝」の一言で片づけられる現状を目の当たりしました。当時、〝脳内の栄養障がい〟と言われていましたが、「食べなきゃ危険」という著書と出会い、現代食の落とし穴に気づき、食を見直すことで改善できるのではないかと思うようになり、天然素材の古民家を活用して古民家ゆめの森こども園を開園したとのことでした。

発達障がいのこどもたちは、五感の感覚が過敏であるいっぽう、右脳が優位であるため、天性に恵まれ、独自の思考回路を持っていることも多く、実際にイラストレーターやギタリストとしての才能を発揮していったケースも紹介してくれました。

前島先生は、ミネラルが60兆個の細胞を活性化させる役割を持っていて、オーケストラでいえば指揮者のような存在だと説明し、主要ミネラルと微量ミネラルのバランスが大事だと強調されました。バランスの取れたミネラルが不足してくると神経伝達物質が正常に機能しないためイライラしたり、不安になったり、自信が持てなくなったりするとのことです。

 安くて便利で手軽な食事は、栄養価が計算値で示されていますが、実測すると計算値よりも栄養価が少ないことも多いようです。加工の過程でミネラルが水に溶けだしてしまっていたり、食品に含まれる添加物なども影響しているとのことでした。

 実際に、ゆめの森こども園でバランスの取れたミネラルを補給などの取り組みにより過敏症が改善された事例なども紹介されました。講演後は、オーガニックの給食に取り組む玉名市内の保育園など、現場からの質問も寄せられ、貴重なな学びの時間になりました。

 講演会を企画された近松市議と講師の前島先生と意見交換を行うこともできました。発達障がい児が増加している原因については、私も2月議会の一般質問で取り上げ、県としての取り組みなどを確認したいと思います。

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