10月17日(火)、玉名市民会館会議棟第2会議室におきまして令和5年度唐人川・尾田川改修及び流域整備事業促進期成会(藏原 隆浩 会長)通常総会が4年ぶりに開催され、参加いたしました。
令和4年度の事業報告と収支決算報告のほか、令和5年度の事業計画(案)と収支予算(案)が示され、承認されました。その後、熊本県で進めている『流域治水』の考え方や取り組みについて説明があったほか、玉名地域振興局の土木部と農林部から取り組んでいる事業(尾田川地区排水対策特別事業、大開2期地区湛水防除事業、尾田川総合流域防災事業)の実績と計画が報告されました。さらに、質疑応答の時間は流域の課題点や要望などを共有する時間となりました。
続いて、同会場にて境川改修事業促進期成会の令和5年度通常総会が開かれ、県議会を代表してあいさつをさせていただきました。昨年度の事業報告と決算報告、今年度の事業計画と収支予算の案が示され、承認されたほか、玉名地域振興局の土木部から境川総合流域防災事業、境川大規模特定河川事業、境川単県河川改修事業の報告がありました。境橋から南大門橋までの総合流域防災事業として築堤護岸工事が進み、用地買収も行われる計画となっています。さらに、JR新設橋梁工事が昨年度に続いて今年度も進められる計画です。その後、会員から質疑応答があり、事業内容の確認や要望などが行われました。
事業の促進に向けて期成会では11月1日に県に対する要望活動が行われますが、安全で安心して生活できる流域の治水実現に向けて、必要な予算を確保することはもちろんのこと、行政と住民と企業が一体となって防災に取り組み、大切な家族やまちを水害から守る取り組みを進めて参りたいと思います。