活動報告

議会・委員会活動

3回目の一般質問(2月定例県議会)

―こども医療費の助成について―

3月7日(月)、3回目の一般質問に立たせていただきました。今回は、熊本の強みを生かした「5つの安全保障」や有明海沿岸道路の整備、警察署・交番等の老朽化、こども医療費の助成、「産後ドゥーラ」を活用した母子支援、防災拠点の充実・強化について質問をし、県営スポーツ施設の整備について要望いたしました。

今朝の熊日では、こども医療費の助成について取り上げていただきました。

   

質問では、①子育て世帯の定住促進とこども医療費助成制度との関係について県がどう考えているか。②TSMCの進出を定住促進の機会と捉え、こども医療費の助成を拡充する考えはないのか、の2点をたずねました。

①に対する答弁は、こども医療費の助成は、県の助成制度に上乗せするかたちで県内の全ての市町村において実施されており、本県が、子育てしやすい環境であるというPRにつながるとともに、定住促進にも効果を発揮すると考えているとのこと。

②に対する答弁は、既に全ての市町村が上乗せ助成を行っている中で、県が助成対象を拡大したとしても、市町村の財政負担の軽減にはなるものの、直接的な住民サービスの向上にはつながらないと考えているとのことでした。

県としては、限られた財源をより効果的な子育て支援策に活用するという考えのもと、本県独自に実施する多子世帯保育料の助成、少子化総合交付制度などの施策に取り組んでおり、来年度からは、低所得者世帯の放課後児童クラブ利用料に対する新たな助成制度や、新生児の先天性疾患を早期に発見し、治療につなげるため、公費負担の対象となっていない疾患の検査費用を助成する制度を創設する(全国初)ため、必要な予算を本定例会に提案しているとのことでした。

また、こども医療費助成制度の水準は全国的にもばらつきがあるため、全国統一的な助成制度の創設を国に要望しているという答弁でした。

私は、こども医療費助成の上乗せを各市町村が実施している背景には切実な住民の願いがあると思います。この半導体産業の進出という機会をとらえ、県民のニーズや市町村の声にしっかりと耳を傾けてほしいと感じました。

当日は、コロナ禍の中、多く方に傍聴に来ていただきました。誠にありがとうございました。また、インターネットで議会を傍聴して下さった方々にも心より感謝申し上げます。

一般質問の内容についてのご感想や県政に対するご意見などありましたら、いつでもお寄せいただけたらと嬉しく思います。

県議会は、3月8日(火)まで一般質問が行われ、3月9日から特別委員会と常任委員会が開かれます。県政の課題を前に進めるため、引き続き情熱を注いで参ります!!

<一般質問の映像(YouTube)はこちら>
https://youtu.be/bX-wplbk_Go
(58分46秒、2月定例県議会・一般質問)

https://youtu.be/LZ5KSm4cxyA
(9分10秒、こども医療費の助成について)

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