~脳と農について~「農薬と生き物の関係から未来を考える」
講師:神戸大学教授・星信彦博士(医学・獣医学)
会場:認定こども園 たまきな幼稚園
昨夜(7月17日19時~)、たまきな幼稚園で講演会が開催され、参加いたしました。講師は、神戸大学教授の星信彦先生。星先生は、農薬が哺乳類や鳥類に与える影響について研究しておられる先生です。
今回、会場となった「たまきな幼稚園」では、無肥料・無農薬の野菜やお米を使用し、給食を提供しており、講演会には多くの保護者の方々や園のスタッフの方も参加され、地元の農家の方も参加されていました。
農薬は「微量なら安全」は本当なのか?という問いかけに対して、さまざまな研究データを示してくださいました。農薬の種類によっては、微量でも哺乳類や鳥類の神経や生殖機能に大きな影響を与えることが示され、驚きました。さらに、代を超えて(子や孫にまで)影響を与えるという研究データもあり、深く考えさせられる内容でした。