本日11月19日(木)10時から全員協議会が開かれ、蒲島知事が球磨川流域の治水の方向性を明らかにした。
令和2年7月豪雨の検証結果を踏まえて、流域市町村を対象に対話を重ねた結果、「現在の民意」は、「命」と「環境」を守ること、つまり「命と環境の両立」であると受け止め、流域全体の総合力で安心・安全を実現する『緑の流域治水』こそが民意に応える唯一の選択肢であり、住民の命を守り、地域の宝である清流をも守る「新たな流水型のダム」を国に求めることを表明しました。
この「緑の流域治水」には相当の期間を要することをふまえ、今年度内の早い時期に「緊急治水対策プロジェクト」を策定し、河床の掘削、堤防や遊水地の整備、宅地のかさ上げ、高台への移転、砂防・治山事業など今すぐに行うべき対策を徹底して実行することも明言した。
知事の「決断」をしっかりと受け止め、球磨川流域の創造的復興が成し遂げられるよう、引き続き、県政に全力を注ぎたい。